毛細血管の変形から、発病の前兆がこれだけとらえられるのです。
そして、毛細血管を変形させる犯人が過酸化脂質であり、過酸化脂質をつくり出す活性酸素です。
最近、活性酸素の話をよく聞くようになりましたが、ただ「怖い、怖い」といっても仕方ありません。
その証拠に、毛細血管を調べればその人の病気が分かるという報告があります。
東洋大学では、毛細血管の状態から、病名や健康状態をある程度判断できる装置を開発しています。
利用者が装置の上に左手の薬指を置くと、その毛細血管の画像が200倍に拡大され、コンピュータに取り込まれます。
コンピュータは、その画像のなかから17力所ほどを選び、データーベースにある過去の症例と比較され、可能性のある病名が示されるでしょう。
のです。
その対応策を講じなければ、「怖い」といっているだけではすまなくなり、その怖さを現実の病気で体験せざるをえなくなってしまうのです。
「ワン・ツー・スリー健康法」のアクション2は、活性酸素という血流の大敵を始末し、動脈から毛細血管までのスムーズな血流を獲得します。
最近、ワインがブームになっていて、ワインの輸入量が毎年倍増しているという話を聞いたことはありませんか。
このワインには活性酸素を除去する少量のポリフェノールが含まれているので、健康のためにも愛飲されているようです。
さて、活性酸素の正体をひと言で説明すれば、″悪玉酸素″になります。
私たちのからだをつくっている約17兆個の細胞のひとつひとつは、すべて細胞膜に包まれています。
この細胞膜は主にリン脂質からできていて、多くの不飽和脂肪酸を含んでいます。
活性酸素がなぜ悪玉かというと、活性酸素には強力な酸化力があり、脂質を攻撃するかですから、細胞膜にある不飽和脂肪酸は活性酸素によって酸化されやすく、不飽和脂肪酸が酸化された結果、過酸化脂質がっくり出されてしまいます。
過酸化脂質を分かりやすくいえば、てんぷら油が古くなって黒ずんだ状態と思えばいいでしょう。
この過酸化脂質は″第2の活性酸素″という異名をつけられるほどの有害物質で、からだのサビを広げる恐ろしい役割を担います。
過酸化脂質がつくられると、それが近くの不飽和脂肪酸を攻撃し、再び過酸化脂質がつくられます。
そして、この連鎖が細胞全体に広がると細胞膜全体が過酸化脂質に変わってしまいます。
私たちの血中にはコレステロールなどの脂質がありますが、これも活性酸素の攻撃目標になります。
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